「英雄待望論」


震災後、ごく僅かではありますが復興して来ているのでしょうか?
TVでは現地記者が交通網の整備が急ピッチに進んでいると実況しています。

計画停電についても、
「被災された方の辛さを思えばこれくらい何のことはない」という精神で、
この生活を受け入れる体制になってきたと思います。

今回、「日本の底力」というものを改めて強く感じています。
 

そんな中、最大の関心事は福島の原発問題でしょう。

連日、どのTVでも原発のしくみや現在の状況を解説してますが、
正直僕には よく分かりません。
(ま、理解したところで どうにもならないという心境が強いのでしょう。)

ただ、確実に分かる事は、日本の救世主となるべく、多くの英雄が
我々の為に頑張っているという事です。

彼らのモチベーションの高さ、任務に対するプライドに対しては
頭が上がりません。 会見を見ると涙が出て来ます。
 

今までの暮らしを「平穏」とすれば、震災後の日本は、まさに「乱世」です。

歴史上、どの時代にも「乱世」には「英雄」が登場するものです。

「英雄待望論」・・・我々が「英雄」を待ち望んでいるという事は、
裏を返せば、誰でも「英雄」になるチャンスがあるのではないでしょうか。

私は「英雄」に大きいも小さいもない と思っています。

大がかりな事をしなくても、「英雄」になれます。

多額の募金をしなくても、困っている人に声をかけたり、
被災地の方々を想って節電をしたり、無用な買いだめをやめたりするだけでも
十分「英雄」になる資格があると思っています。

「これほどの災害にも関わらず、日本では略奪などの争いや混乱が一切ない」
と、全世界から称賛されているようです。

その時点で、我々はもう十分「英雄の資格」があります。

この「乱世」を乗り越えた時、「英雄の国」は更なる発展をするでしょう。
みなさん、ここが踏ん張り時です。 諦めずに頑張って行きましょう。

 
2011/03/22更新


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